ピボットテーブルや集計テーブルで表計算を利用しているときに、合計の「行」あるいは「列」の数値が期待している数値と異なるのはなぜですか

ピボットテーブルや集計テーブルで表計算を利用しているときに合計の「行」あるいは「列」の数値が期待される合計値と異なる場合があります。

例えば、以下のようなピボットテーブルがあるときに、四角でハイライトされたオフィス用品の売上の「累積合計値」の「合計」が、矢印が指し示す合計行で計算されていて欲しいと思うかもしれません。

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このように期待している結果と、実際の結果が異なるときには、合計の「集計前データ」の設定を確認してください。

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「集計前データ」が選択されているときは、合計値は集計する前(つまりは表計算が適用される前)のデータをもって、合計値が計算されるため、今回のケースで言いますと、単純にオフィス用品の2017から2020年の元の売上の合計値が計算されることになります。

そのため、もし、表計算が適用された後の集計値を使って、合計を計算したいときには、合計に「集計後データ」を選択することで、期待している結果を得ることが可能です。

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