Exploratoryでは、データフレームのメニューから、「データフレームを複製」を選択して、データフレームを複製することが可能です。
また、データフレームやステップのエクスポートメニューから、「データを新規データフレームとして保存」することも可能です。
この2つの機能の違いについてですが、「チャート・アナリティクス・ブランチ」の情報を引き継いで、完全にデータフレームを複製または再現したいときには、「データフレームを複製」することになります。
一方で「データを新規データフレームとして保存」を選択したときには、「チャート・アナリティクス・ブランチ」の情報を引き継ぐことはできません。
なお、「データを新規データフレームとして保存(ステップを含まない)」を選択した場合、現在いるステップを、Parquetファイルをデータソースとする新しいデータフレームとして保存します。
そのため複数のステップを経て加工されたデータ自体を、1つの新しいデータフレームとして保存したいときに役立つ機能です。
また、「データを新規データフレームとして保存(ステップを含む)」を選択した場合、データソースを含めて現在のステップまでの情報を引き継ぐ形で、新しいデータフレームとしてデータを再現できます。
そのため、大量のステップを含むデータフレームがあったときに、その全てを複製するのではなく、任意のステップまでのデータフレームを再現したいときに役立つ機能です。