Exploratory デスクトップ v10.4をリリースしました

2024/7/15にExploratory デスクトップ v10.4をリリースしました。

基本的にはバグの修正のためのパッチリリースですが、「ロング型への変換」や「条件をもとに計算、または値を置き換える」機能におけるデータ型の自動検出など、いくつかの機能強化も入っております。

追加された新機能や修正された問題については、以下をご覧ください。

機能強化

  • データラングリング: ワイド型からロング型へ: キー列のデータ型の自動検出をサポートしました。

  • データラングリング: 条件を元に計算、または値を置き換える: 新しい値のデータ型の自動検出をサポートしました。

  • チャート:表示する値の制限: すべてのチャートタイプで相対日付をサポートしました。

  • パラメーター: データのインポートダイアログでパラメーターの順序を変更できるようになりました。

修正された問題

  • データソース: Exploratoryデスクトップがオフラインモードのときに、SQLのインポートに失敗する。

  • データソース: データのインポート中にキャンセルをすると、データソースのステップのトークンをクリックできなくなる。

  • データソース: プロジェクトにカスタムRパッケージが関連付けられているにも関わらず、該当のRパッケージがないと、SQLのインポートに失敗する。

  • データラングリング: 条件を元に計算、または値を置き換える: OR演算子を使用するカスタム条件が、期待通りに機能しない。

  • データラングリング: 条件を元に計算、または値を置き換える: 前のステップのデータが0行だと、デフォルトに選択した列が表示されなくなる。

  • データラングリング: 計算を作成: 関数のヘルプでスクロールをすると、ハイライトされている関数のヘルプが正しく表示されない。

  • データラングリング: 「参照されている全てのソースデータを再インポート」のオプションが表示されないことがある。

  • チャート: ピボット/集計テーブル: 行または列の日付のフォーマットを変更すると、詳細データを表示したときに対象行のデータが返らない。

  • チャート: 散布図: X軸とY軸に同じカテゴリー型の列を割り当て、「色で分割」と「繰り返し」に列を選択すると、Y軸のテキストの順序がおかしくなる。

  • チャート: 日本語の凡例名の並び順がMacとWindowsで異なる。

  • アナリティクス: Prophet: 外部予測変数を選択し、季節性のモードに乗法的を選択すると、影響度のタブが空白になる。

  • ノート: パラメータを変更しても、Rのコードブロックのプレビューが動的に更新されない。

  • ノート: Rのコードブロックを使って、visNetworkパッケージを使ったチャートを作成すると、チャートが想定よりも広く表示されてしまう。

  • ノート: テキストにリンクを設定するときに、リンクの挿入ダイアログを閉じただけではURLが保存されない。

  • ダッシュボード: チャートピッカー: マージまたは結合のステップを開くと、データフレームの一覧において、無効なデータフレームとして表示されてしまう。

  • ダッシュボード: 「適用」ボタンを3回クリックすると、テキストウィジェット内のテキストが消えてしまう。

  • ダッシュボード: HTMLとしてエクスポートすると、UIが壊れてしまう。

  • ダッシュボード: テキストウィジェットで、数式オプションがサポートされていませんでした。

  • ダッシュボード: プレビューモードでダッシュボードのページを切り替えると、Rのコードブロックで作成したvisNetworkパッケージを利用したチャートが消えてしまう。

  • ダッシュボード: ダッシュボードを開いているときにSQLのデータソースからデータを再インポートすると、確認のダイアログが表示されてしまう。

  • パブリッシュ: パブリッシュが失敗したときに、「再度試す」リンクが通知に表示されるようになりました。

  • パブリッシュ: 「実行」のドロップダウンから「データ再インポート」を選択していると、ダッシュボードをパブリッシュするときにデータを2回取得することがありました。

  • パラメーター: 「選択なしをサポート」オプションで「全ての値を返す」を選択していると、関連するデータ・フレームが更新されたときに、全ての値を返さない。

  • プロジェクト: プロジェクトを開こうとすると、「RServeが起動しないため、プロジェクトを開くことができませんでした。」というエラーが頻繁に表示される。