Exploratory デスクトップ v10.7をリリースしました

2024/8/29にExploratory デスクトップ v10.7をリリースしました。

今回のリリースでは、ダッシュボードやノートをより使いやすくするための機能強化や、より安定して使っていただくためにいくつかの問題を修正しています。

ぜひバージョンをアップグレードの上、ご使用ください!

追加された新機能や修正された問題については、以下をご覧ください。

機能強化

  • データラングリング: CSVでエクスポートするときに、ダブルクオーテーション(二重引用符)を付けるかどうかを選択できるようになりました。

  • データラングリング: 作成者用と閲覧者用のコメントをサポートしました。

  • データラングリング: 新しいノートエディタを利用したコメント入力に対応しました。

  • チャート: 「繰り返し」に日付列を選択したときの日付のフォーマットの変更をサポートしました。

  • チャート: ナンバー: サブの指標に前の期間の値を表示できるようになりました。

  • ノート: パブリッシュされているノートのヘッダー(見出し)にマウスカーソルを合わせたときに表示されるリンクアイコンをクリックして、H1/H2ヘッダーのURLをコピーできるようになりました。

  • ダッシュボード: テキストパネルの上部マージンの設定をサポートしました。

  • ダッシュボード: チャートと同じように、テキストパネルのタイトルを設定できるようになりました。

  • ダッシュボード: リンクのダイアログから、ダッシュボードの別のページを開くリンクを作成できるようになりました。

  • ダッシュボード/ノート: ログインしているユーザーが、そのコンテンツの作成者のときに、作成者用のコメントが表示されるようになりました。

  • パラメーター: カレンダーと数値のパラメーターにおいて、「選択なし」を選択して、すべての値を返せるようになりました。

  • パラメーター: テキスト入力のパラメーターにおいて、テキストを空にしたときに、欠損値を返せるようになりました。

修正された問題

  • データソース: 他のユーザーが編集したプロジェクトをインポートした後に、そのプロジェクト内のダッシュボードの 「実行(データ再インポート)」をクリックすると、parquetがデータソースのデータフレームにおいて再インポートが失敗することがありました。

  • データラングリング: データを再インポートしようとすると、Cannot read properties of undefined (reading ‘multivalued’).というエラーが出ることがありました。

  • データラングリング: 「値」にhms型の列を選択すると、「ロング型からワイド型へ」が機能しない。

  • データラングリング: hms型のデータを数値型に変換するときの、単位の指定が機能していませんでした。

  • チャート: 前の期間との差が「0%」だったときに値として「In,fin,ity%」と表示される。

  • チャート: 箱ヒゲ図: 「外れ値を含む」のチェックボックスをオンにしても、適切な最大値が表示されない。

  • チャート: ナンバー: サブの指標がない場合でも、ナンバーチャートの下に不要なスペースが表示される。

  • チャート: ピボットテーブル / 集計テーブル: 合計にも表計算の「割合(% of )」の結果を適用する必要があります。

  • チャート: ナンバー: ナンバーチャートで日付/時間型(POSIXct)の表示形式を変更すると、時間部分が消えてしまう。

  • チャート: マーカーを「ライン+サークル」に変更すると、左右の両端に不要なスペースが表示される。

  • アナリティクス: 線形回帰 / ロジスティック回帰: 「影響度」のタブで、P値が「0.0001」未満の場合は、「<0.0001」と表示する必要があります。

  • アナリティクス: 生存曲線: 「生存率表」のタブでは、比率の値ではなく、パーセント表記で値を表示する必要があります。

  • アナリティクス: 生存曲線: 色で分割に列を指定していなくても、「サマリ」タブに「行数」と「行数(TRUE)」の情報を表示するべきです。

  • ノート: Rスクリプトのコードブロックで’plot’関数を使った際に、ノートエディタ内では機能しない。

  • ノート: コードブロックを追加すると、コードブロックの前にある画像が削除される。

  • ノート: 設定にある「テーブルで表示する行の最大数」をクリックすると、設定ダイアログが消えてしまう。

  • ノート: ノートを閉じた直後に同じノートを再度開くことができない。

  • ノート: カーソルを上に動かしても、画像が選択されない。

  • ノート: Shift + 下矢印キーでテキストを選択すると、画像のみが選択される。

  • ノート: 以前のバージョンのExploratory デスクトップでノートを公開した時に、「データ」および「EDF」のオプションをオンにしなかった場合、最新バージョンで再パブリッシュをしても、パブリッシュされたビューに「詳細を表示」のオプションが表示されない。

  • ノート: ダッシュボード: Rコードブロックにウォーターフォールチャート、またはvisNetworkのチャートを追加してプレビューをクリックすると、新しいプレビューのウィンドウが生成される。プレビュータブの下に表示がされるべきです。

  • ダッシュボード: 使用可能なセクションに合うように、Rスクリプトの出力サイズを最適化しました。

  • プロジェクト: データフレーム名の先頭に「0.」が含まれている場合、名前によるデータフレームの並び替えが期待通りに機能しない。

  • プロジェクト: プロジェクトを開くと、時々“EMFILE: too many open files, open”のエラーが表示される。

  • プロジェクト: チームで公開しているプロジェクトを閉じた後も、編集中の緑色のランプが点灯したままになる。

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