ステップでエラーが発生した場合、そのステップを飛ばして処理を進める、ということは基本的には現在は不可能です。ただ、「計算を作成」や「カスタムRコマンド」など、Rのコードを入力できるような一部のステップに関しては、無名関数を使って実現する方法があります。
たとえば、「計算を作成」のステップでは、以下のように無名関数を使い、その中でtryCatchを使うことで、エラーの場合の処理を定義することができます。以下の例は参考のためにstop関数を使い、必ずエラーを発生させるようにしていますが、実際にはこの部分に、エラー処理をしたい部分を記述してください。なお、「給料」はデータフレームに存在する列です。こちらには処理に必要な列を適宜指定してください。
(function(col){
tryCatch({
# エラー処理をしたい部分をtryCatchで囲む
stop("error!")
return(col);
},
# エラー処理
error = function(){
return(0)
})
})(給料)