信頼区間のタイプには、2つのタイプがあります。1つは「母分散既知の信頼区間」、もう1つは「母分散未知の信頼区間」です。
母分散未知の信頼区間
母分散が未知の場合は、標本の分散から母分散を推定し、t分布を使って信頼区間を構築します。
標本分散は母分散の近似であるため、特にサンプルサイズが小さい場合には、不確実性を考慮してより幅広い信頼区間になります。
母分散既知の信頼区間
母分散が既知の場合、信頼区間を構築する際に正規分布を用います。この場合、母分散をそのまま使えるため、標本の不確実性が少なく、狭い信頼区間が得られます。
なお、Exploratoryでは、母分散未知の信頼区間を利用しています。