ヒストグラムでリファレンスラインを使って範囲として1.5IQRを可視化することができます。
その際に、タイプが中央値や平均値で値が範囲として以下のような違いがあります。
中央値の時
平均値の時
この時に、範囲にIQRを使用した時の幅は平均値を選んだ時、中央値を選んだ時に違いはありませんが、範囲として表示する時に基準値となる値の位置に違いがあります。
この違いというのは、幅である1.5IQR自体の値を出して、それを元にして平均値や中央値といったベースとなる値に対して足し算、引き算をして範囲を出しているために範囲に違いがあります。
例:
- 平均値: 1000 ± 200 → 範囲: 800 ~ 1200
- 中央値: 600 ± 200 → 範囲: 400 - 800
そのため、1.5IQRを使った時に、箱ヒゲ図のように正確に使いたいのであれば、中央値をタイプに指定すると良いかと思います。