チームで共有しているインサイトのオーナーや作成者が退職した場合の対応方法

チームで共有しているインサイトのオーナーや作成者が退職した場合の対応方法

シェアードのExploratoryサーバー(exploratory.io)をお使いの際、インサイトのオーナーや作成者が退職した場合には、以下の点に注意して対応を行う必要があります。これにより、データ接続エラーやスケジュールエクスポートの問題を未然に防ぐことができます。


1. データコネクションの確認と更新

共有インサイトが外部データベースなどのデータコネクションを使用している場合、以下の手順を行ってください:

  1. データコネクションの確認と更新
    退職したユーザーのデータベース接続情報(例:ユーザー名やパスワード)が含まれている場合、新しいチームメンバーがデスクトップでデータコネクション情報を更新する必要があります。

  2. インサイトの再パブリッシュ
    更新後、インサイトを再度サーバーにパブリッシュしてください。この作業を行わないと、退職者のデータベースユーザーで接続を試みるため、接続エラーが発生する可能性があります。


2. スケジュールの結果をGoogle Sheetsにエクスポートしている場合

インサイトのスケジュールエクスポートでGoogle Sheetsを利用している場合、作成者のOAuthトークンが必要です。退職者が作成したインサイトでは、以下の対応を行ってください:

  1. パブリッシュの取り消し
    Exploratoryデスクトップから該当インサイトのパブリッシュを一旦取り消します。

  2. 再パブリッシュ
    同じチームに対して再度インサイトをパブリッシュしてください。この際、以前使用されていたインサイトのURLはそのまま再利用されます。

この処理を実施しない場合、退職者のOAuthトークンが無効であるため、Google Sheetsへのエクスポートが失敗する可能性があります。


注意点

これらの対応を適切に行うことで、退職者のインサイトが原因となるトラブルを最小限に抑えることができます。問題が解決しない場合は、Exploratoryサポートまでお問い合わせください。