差の差の分析(DID)の際にクラスター頑健標準誤差で実行したい場合、estimatrといったパッケージをインストールして、ノート内でRスクリプトを書くことで可能です。
プロジェクトメニューから「Rパッケージの管理」を選択します。
Rパッケージの管理のダイアログからパッケージをインストールにて「estimatr」を入力して、インストールをします。
次に、レポートのプラスボタンをクリックして、「ノートを作成」を選択します。
作成されたノートから「Rスクリプト」を選択します。
Rスクリプトの中に以下をコピーして入力します。
model <- estimatr::lm_robust(給料 ~ 職位 * 勤続年数,
data = 従業員,
clusters = 職種,
se_type = "CR2")
summary(model)
このdataにはデータフレーム名を、clustersにはクラスター変数を指定することとなります。
給料の部分は目的変数を、職位や勤続年数の部分は説明変数を割り当てています。
プレビューすることで、頑健標準誤差で差の差の分析が実行できます。