Exploratory デスクトップ v15.5をリリースしました!

2026/6/7にExploratory デスクトップ v15.5をリリースしました!:fire:

今回のリリースでは、機械学習モデルへのCatBoostの追加、K-Meansクラスタリングへのシルエット法の追加、1標本・2標本の比率検定やt検定の追加など、アナリティクス機能を大きく強化しました。あわせて、多数の不具合の修正も行っています。

v15.5で追加された新機能の詳細については以下のノートをご覧ください。

ぜひバージョンをアップグレードの上、ご使用ください!

追加された新機能や修正された問題については、以下をご覧ください。

追加された新機能や修正された問題については、以下をご覧ください。

製品の強化

アナリティクス

  • CatBoost(カテゴリ変数の扱いに長けた機械学習モデル)のサポートを追加しました。CatBoostの優れたカテゴリ変数処理能力と高度なブースティング技術を活用して、より高い予測精度を実現できます。
  • XGBoostにおいて、L1およびL2正則化パラメータ(alphaおよびlambda)のサポートを追加しました。これにより、過学習(モデルが学習データに過剰に適合し、未知のデータへの予測精度が落ちること)を防ぎ、より汎用性が高く安定したモデルをUIから直接作成できるようになりました。
  • 決定木、ランダムフォレスト、XGBoost、LightGBM、CatBoostの機械学習プロパティダイアログを刷新しました。モデルの複雑さやバリデーション(検証)といった共通設定のグルーピングを改善し、説明をより明確にしました。これにより、モデルの精度や安定性を高めるためのチューニングを、より直感的に行えるようになります。
  • K-Meansクラスタリングにおいて、シルエット法のサポートを追加しました。従来のエルボー法と比較して、最適なクラスター(グループ)数をより客観的に判断できるようになり、主観を抑えた信頼性の高いグルーピング結果が得られます。
  • K-Meansクラスタリングのサマリーテーブルにシルエットスコアを追加しました。各クラスターレベルで、データがどれだけ適切にグループ化されているかを評価できるようになりました。
  • 1標本の比率検定のサポートを追加しました。サンプルの比率を目標値と比較する基本的な統計検定を実行できるようになりました。
  • 1標本のt検定のサポートを追加しました。サンプルの平均値が、想定される母集団の平均値と統計的に有意な差(偶然とは言い切れない差)があるかどうかを判断できます。平均配送時間や評価、その他の連続的な指標に関する仮説の検証に役立ちます。
  • 2標本の比率検定(サンプル数が少ない場合のフィッシャーの正確検定を含む)のサポートを追加しました。2つの独立したグループ間の成功率を統計的に比較できるようになり、A/Bテストやコンバージョン分析において不可欠な分析が可能になります。

データラングリング(データ加工)

  • 「Error Code 2」のエラーメッセージを改善し、メモリ不足やプロセスの中断など、考えられる原因についての情報を追加しました。これにより、タスクが失敗した理由と解決に向けたステップをより正確に把握できるようになります。
  • エラーメッセージにコピーアイコンを追加し、ポップアップの挙動やフォントサイズを改善しました。UIの改善により、エラー情報の確認がしやすくなります。

ノート

  • Markdownテーブル内の各列の幅を、ドラッグ・アンド・ドロップで設定できるようになりました。

不具合の修正

AIサマリ

  • AIサマリが一度も作成されていないアナリティクスを複製し、そのAIサマリをクリックした際に、更新確認ダイアログが誤って表示される問題を修正しました。
  • 特定のタイプのアナリティクスにおいて、サーバー側のマッピング不足や信頼区間データの可視化IDの誤りにより、AIサマリが失敗する問題を修正しました。
  • AIサマリの言語設定が、生成される出力に正しく適用されない問題を修正しました。

AIプロンプト for データ加工

  • 既存のステップを再度開いた際、AIプロンプトダイアログのリセットボタンを押してもRスクリプトの変更が元に戻らない問題を修正しました。

アナリティクス

  • 元のデータが空であるか、フィルタによってデータがなくなった場合に、アナリティクスの実行が「cannot read properties of null (reading ‘name’)」というエラーで失敗することがある問題を修正しました。

チャート

  • 数値スケールを自然対数に設定した際、散布図のリファレンスライン(基準線)が消失する問題を修正しました。

データソース

  • CSVファイルのインポート時、年が2桁で表記されている場合に、日付データがDate型やPOSIXct型(日時型)として正しく認識されない問題を修正しました。
  • Googleドライブ上のCSVファイルを削除し、同じ名前で再アップロードした際、再インポートを行ってもデータが更新されない問題を修正しました。
  • GoogleドライブのCSVソースにおいて、ファイルが存在しているにもかかわらず、ファイル選択画面で「選択されたファイルが存在しません」という誤ったエラーが表示される問題を修正しました。
  • CSVデータソースファイルを置換する際、使用しているファイルとは無関係な列の欠落エラーが発生することがある問題を修正しました。
  • 「インポートしてマージ」のデータソースのステップダイアログからParquetデータを更新する際、JavaScriptの「e.forEach is not a function」エラーが発生する問題を修正しました。

インストール

  • データインポート中に、OSの一時ディレクトリへのファイル書き込みエラーが表示される問題を修正しました。
  • 一部のシステムでの初回Rインストール時に自己署名証明書エラーが発生し、セットアップが完了できない問題を修正しました。

ノート

  • ノート内でデータを再インポートする際、稀に「Cannot read properties of undefined (reading ‘deps’)」というエラーが発生する問題を修正しました。
  • 2列レイアウトのサイズ変更アイコンをクリックした際、フレームのサイズ変更ではなくリロードが実行されることがある問題を修正しました。
  • ノートでのデータ再インポート時に、プログレスインジケーター(進捗表示)が不完全であったり、データソースステップの最終更新日時が更新されない問題を修正しました。

パラメータ

  • 閲覧権限のないセッションパラメータの値が、パラメータダイアログに残ってしまう問題を修正しました。
  • パラメータダイアログのリセットボタンを押しても、実行後にパラメータの値がデフォルトに戻らない問題を修正しました。
  • ユーザーアカウントを切り替えた際、セッションパラメータに依存するパラメータの値リストが動的に更新されない問題を修正しました。

バージョン管理

  • 履歴に操作の詳細が正しく記録されず、具体的なアクション内容の代わりに「Updated(更新済み)」という汎用的なメッセージが表示される問題を修正しました。

AIチャット

  • チャットにファイルを添付すると緑色の枠が表示され、アプリケーションを再起動するまで操作不能になる問題を修正しました。