欠損値のある2つの数値列の合計値を求めたい

例えば、行ごとに2つの数値列の合計値を求めたいとします。

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対象となる数値列の列ヘッダメニューから「計算を作成」を選択します。

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計算エディタには2つの列の足し算を下記のように記述します。

<列A> + <列B>

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実行すると、どちらかの列に欠損値があると計算結果が欠損値(NA)で返されていることがわかります。

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もし欠損値があったとしても、値を返したい場合は欠損値を事前に埋める必要があります。

2つの列の足し算を行う前のステップを選択します。

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次に、対象となる列をCommandキー(Mac)またはCtrlキー(Windows)を押しながら複数選び、列ヘッダメニューから「欠損値の加工」の「欠損値を…で埋める」を選び、「特定の値」を選択します。

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「計算を作成 - 複数の列」のダイアログが表示されるため、計算エディタに「val = 0」と記述します。

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実行することで、欠損値を0で埋めることができました。

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あとは、先ほど作成した2つの列の足し算を行ったステップを選択することで、欠損値にならずに計算ができていることが確認できます。

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上記の方法以外にも、summarize_rowといった関数を使うことで、行ごとの集計値を求めることができ、さらには欠損値を無視して計算を行うことが可能です。

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詳しくは下記の資料をご参考ください。

複数の数値列の平均値を行ごとに求めたい - リンク

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