マーケット・バスケット分析を実行した際に、表示されるルールが少なくなってしまうことがあります。
これが起きる原因としては、行数が多く、たくさんのアイテム(例:商品など)があったときに、それぞれの組み合わせの件数が全体の件数に占める割合(このことを支持度という)が低い時に起きることが多いです。
Exploratoryでは、マーケット・バスケット分析でのルールを表示する際に、この支持度を基準として表示をしていますが、デフォルトでは「自動で探索」となっています。
この支持度の基準値を変えることで、表示するルールの数を増やすことができます。プロパティから支持度の最小値の選択方法に「値を指定」を選び、支持度の最小値に対して任意の値を指定します。この支持度の最小値は、値を低くすればするほど表示するルールの数が増えます。
適用することで、表示されるルールの数が増えたことが確認できます。
マーケットバスケット分析では「支持度、確信度、リフト」の3つの指標が大事になりますので、これらの指標を知りたい場合は下記のセミナーをご覧ください。
また、プロパティにあるアイテム数の最小値や最大値について気になる方は、下記の投稿をご覧ください。