Rのインラインコードでnow()関数などを使ってPOSIXct型のデータをノートやダッシュボードで表示させると、2023-05-31 15:42:23.534227 のようにミリ秒付き値が表示されます。

そういったときにはformat()関数を使って、出力結果をフォーマットできます。例えば、ミリ秒を使わずに日付と時間を表示したい場合は、format(now(), "%Y-%m-%d %H:%M:%S")と記述します。

format()関数で利用できる書式は以下となります。
| 文字列の書式設定 | 意味 |
|---|---|
| %a | 曜日の省略形(Mon、Tue、Wed など) |
| %A | 完全な曜日名(Monday、Tuesday など) |
| %b | 月の省略形(Jan、Feb など) |
| %B | 完全な月名(January、February など) |
| %c | ローカルの日付と時間 |
| %d | 日付 |
| %H | 時間(24 時間) |
| %I | 時間(12 時間) |
| %j | 年の日 |
| %m | 月(数字) |
| %M | 分 |
| %p | AM/PM |
| %S | 秒 |
| %U | 週の番号(1-53, 日曜日が開始日) |
| %w | 曜日番号(0=日曜日) |
| %W | 週の番号(1-53, 月曜日が開始日)) |
| %x | ローカルの日付 |
| %X | ローカルの時間 |
| %y | 年(2桁) |
| %Y | 年(4桁) |
| %z | グリニッジ標準時からの差 |
| %Z | タイムゾーン(文字型) |